人と人との関係は、同じものはなく、人と人との関係の数だけあって、不思議なものだと思う。
家族、恋人、友人、上司、同僚、部下…。
そのなかでも、趣味だとか、思想・信条によってまたわかれている。
今年になってから、恋庭(マッチングアプリ)を始めたんだけれど、そこで知り合った人がゲーム好きな人だった。
プロフィールで好きなゲームを答える欄があった。そこで、ぼくは「ポケモン」と回答。
そうしたら、マッチングした人から「ポケモンやっているんですか?アルセウスはやっていませんか?」と質問がきた。
質問を受けたときはアルセウスももっていなかったし、なんならswitchももっていなかけれど
「アルセウス買ったら一緒に遊んでくれますか?」
と聞いたら、「買ったら一緒に遊びましょう」という話になった。
目次
大学生のころにやりたかったことができた。
「ゆっくりゲームを女性としたい。ポケモンとか」
大学時代どんなデートをするかという話をしたときに、ぼくはこんなことを言った。
今も女性経験は多くはないけれど、女性とポケモンで遊ぶことができたらいいなとは大学を卒業しても、ずっと思っていた。
おおげさにいうと、夢みたいなものだったのかも知れない。
ただ、ポケモン好きな女性と出会うという機会はなかなかなかったし、自分からもそんなに積極的に動かなかった。
今回はちょっとだけ自分から動いたので、チャンスができたから、自分から動くのは大切なんだなと実感した次第。
switchを購入する
「ポケモン交換をする」という約束はしたけれど、実際に交換してもらえるかは、不確定。
気合を入れて、switchを購入したものの交換するとう目的が達成できないリスクもある。
ただ、switchライトとポケモンレジェンズアルセウスを購入しても¥30,000足らず。
switchで他にやりたいゲームもあるし、アルセウスも面白そう。
買っても無駄にならないと判断し、購入することに決めた。
switchはどんな色がいいか?
という他愛のない話もできたのは、いい思い出になった。
いざ、ポケモン交換へ
もともと交換をお願いしていたのは、ゴーストとゴーリキーの2匹。
それぞれゲンガーとカイリキーに進化させてもらうために、交換をお願いした。
教えてもらって驚いたのだが、ゲンガーとカイリキーはポケモンレジェンズアルセウスでは交換をしなくても、アイテムで進化するらしい。
知らない間にポケモンもかなり変わってしまった…。浦島太郎の気分を軽く味わった。
マッチングアプリで知り合った人がめちゃくちゃ気を遣ってくれる人で、オヤブンのポケモンとか気に入っているポケモンを交換してくれたりした。
なんとなく愛着がわいて、ストーリークリアするまで結局使っていた。
30歳を超えて、ポケモンで遊んでいるのは変わっている人と言われても仕方ない。
でも、見ず知らずの人とポケモンをきっかけに仲良くなった。
自分の好きなことでできる縁。これもまた不思議な縁だと思う。
昔のように純粋な気持ちでは楽しめない
一番ポケモンを心から楽しめていたのはいつだったか。
それは、おそらく初めてポケモンで遊んでいたとき、小学生のときだろう。
そのときは、インターネットもなかったし、知らないことばかりだったけれど、友達に攻略情報を教えてもらいながら、進めるのは楽しかった。
歳と経験を重ねた今、先に起こることはなんとなく予想できるし、どこかで見たようなことばかり起きる。
マッチングアプリで知り合った人とポケモン交換できたのは嬉しかった。その気持ちに偽りはない。
でも、小学生のころのようなワクワクするような気持ちにはならなかった。寂しさも感じた。