まだ正式には知らされてはいないのだが、正規雇用をしてもらえることになったらしい。
今働いている会社に入って目標にしていたのが、正規雇用してもらうこと。
正社員になることだ。
入社してから、苦節1年半。
正社員になるために結果を出すこと、失敗をしないことを意識しながら、ぼくは働いてきた。
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ぼくの会社では所属する課の上司の推薦を得て、人事との面接をこなして、正社員になることができる。
人事との面接の話をすると、圧迫面接のような厳しい面接ではなかった。
「職場の人間関係はどうか?」
とか”ぼくが面接官でもこの質問をするだろうな”というような質問が中心。
世間話をするような和やかな雰囲気の面接だった。
”これでダメなら、正社員にはなれないな”と思っていたので、正社員になれて安心している面もある。
でも、いざ正社員になると全く達成感はない。
給料は上がらないから、欲しい物を買うことができない。
責任が重くなって、仕事が大変になる。
別に「胸の大きい良い女」に好意をもってもらえるわけではない。
今後のことを考えると、はっきり言って憂鬱だ。
ずっと正社員になるのは、ずっと目標だったはずなのに。
もう仕事のスキルを上げるために頑張るのも疲れた。
医師とかは休日返上でスキルを上げるために、勉強をしている人もいる。
スキルが上がることで長い目で見ると収入が上がることはあるにしても、勉強することによって直接お金が手に入るわけではないし、収入が上がることが約束されているわけでもない。
ぼくは休日返上で、スキルアップする人のように頑張れないし、仕事に情熱はない。
ぼくのサラリーマンの人生を考えると、まだまだ何年間も働かないといけなくて、これからが大変だ。
正社員になったのは、終わりではない。
アニメとか漫画でいうと
「俺たちの戦いはまだまだ続く」
という終わり方をしたような感じ。
いわゆる「俺たたエンド」だ。
ぼくが生きていて、仕事を続ける限り、仕事(戦い)は続いていく。
仕事は楽しくない。苦痛だ。
「じゃあ、今の仕事を辞めればいい」
と思う人もいるかも知れないけれど、それは安易な考えだ。
多分、ぼくはどこの職場に行っても仕事に飽きたりして、苦痛に感じるだろう。
かと言って、自分で会社を興したり、フリーランスになってやっていくだけの素養もないとわかっている。
会社に不満を抱えながら、細々と働き続けるしかない。
働き続けれないと、お金がなくなって食べていけなくなる。
目標だった正社員になったのに、暗い記事になってしまったのは反省している。
まだまだぼくのサラリーマン人生(戦い)は続いていく。
頑張っていかないとなぁ…。
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