この壁を乗り越えたら

リストラされたけれど、年収が少し上がった元ニートのブログ。次の奇跡探しに行こうよ。

「バカばかりで疲れる」と派遣社員は言った

 

ぼくの職場の体制が変更になった。

具体的には二つの課を合併したのだ。

新型コロナウイルスの影響がぼくの職場にも少なからずあって、「変わらないことがミス」ということで、営業が大量に仕事をとってきた。

その大量の仕事に対応するための体制変更である。

 

体制変更があるということは、効率化をしようと管理者側はしている。

つまり社員のスキルをより高いレベルで均一化しようとしている。

愚痴になるが今までぼくが抱えていた案件が約3000件。

電話対応が続き他の仕事ができないときもある。

しかし抱えている案件が500件以下で、暇すぎて寝ている人もいる。

寝ているのにぼくの案件のフォローはしない(できない)。

なのに、パソコンもまともに使えないから、逆にぼくがフォローすることも多かった。

明らかに業務量のバランスが悪い。

 

体制変更の前、仕事中寝ている人(以下カズさんとする)が

「やることがない」

とぼやいてきた。

ぼくは(仕事を任されるほどのスキルがないからなぁ…)と思いつつも

「体制変更があれば変わるんじゃないですか」

とカズさんに言った。

 

はたしてその通りになった。

体制変更があって、電話が大量にかかってくるようになった。

ぼくは席替えがあってカズさんから席が離れたが、カズさんの席の近くに行ったときに

「電話に出れねえ!●●さん出てよ!」

と叫んでいるところを見た。

仕事量が増えたことに対応できていないのだろう。

また、ぼくの案件で他の案件の人はやってくれているのに(会社からもやるように言われている)、カズさんはやってくれていなかったことも、均一化が求められていることによって、カズさんも完璧ではないがやってくれるようになった。

 

カズさんの近くには派遣社員A(以下くいだおれさん)がいる。

くいだおれさんは、猪突猛進なところがあり、口出しをよくするので、他の社員からは面倒な人と思われている。

ただ、口出しをするだけあってモチベーションも高く、よりよく仕事をするためにどうやったらいいか考えている。

体制変更についても積極的に意見を出している。

しかし、くいだおれさんの意見を受け入れて実行するのはなかなか苦労する。

(言っていることは正しいこともあるけれど、理解されないだろうなぁ…)

とぼくは思うことがある。

くいだおれさんの意見をとりいれなくても、なんだかんだで仕事は回っているのだから。

 

(なんでみんな、仕事をやらないんだ)

くいだおれさんの目から見れば、こういう風に思う場面も多いんだろう。

一緒に喫茶店に行く機会があって、くいだおれさんと話すことが多くなった。

「体制変更があったが、様子はどうだ?」

くいだおれさんに聞いてみた。

そうしたら、「バカばかりで疲れる」と回答が返ってきた。

くいだおれさんはくいだおれさんなりに、苦労しているのだろう。

カズさんみたいに寝ている人が近くにいたら、「バカばかりで疲れる」という回答があっても仕方ないと思う。

 

体制変更で反省することがひとつあった。

ぼくは一応正社員だ。アルバイト、派遣社員よりも責任は重くなる。

(俺は忙しいのに、なんで暇そうにしている人は何もしてくれないんだろう…)

と思っていたけれど、それは正社員としての立場としては甘えだということに上司に注意されて気づいた。

差別というわけではないけれど、会社から求められていることが違うのだ。

認められるかどうかは別として、工夫してできる限り自分でやってみないといけない。

それは自分のスキルアップにつながるし、他の人にないプラスアルファになるだはず。

 

まだまだ職場は体制変更で混乱している。前途多難である。

それでも、頑張っていこうと思う。