文春オンラインの記事で平均賃金(年収)が、OECDの調査で日本は3万8617ドルなのに対して、韓国は4万2285ドルだということが書かれていた。
ぼくはまだ日本は経済的には豊かな方だと思っていたから、衝撃を受けた。
まさか、隣国の韓国の平均年収を下回っていたとは…。
日本ではIT分野でいい企業が出てきていないから、衰退しているのもちょっと考えれば予想できたのかも知れない。
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普通に暮らしているだけでもかなり苦しい。
この前iPhone12miniを購入したけれど、10万円で”かなり高いな”と感じた。
iPhone12miniを製造しているAppleはアメリカの企業だ。
アメリカ人より年収が低い日本人が、iPhoneを買うのは負担がかかる。
海外から輸入されたものは避けて生活することはできないから、高い物を買わざるを得なくなる。
さらに消費税も10%になっていて、買い物するだけでも商品の10%の税金を払わなくてはいけない。
なんとか生活できるくらいの収入を得ることはできるけれど、残念ながら日本にいる限り自分の努力だけではどうしようもな部分もあると感じる。
バブルのころに働いていた人がうらやましい。
バブル期の景気がいいころは、特に何もしなくても年収は上がっていった。
多分、今と同じ内容の仕事をバブル期にぼくがやっていたとしたら、年収も多く、支出も少ない。
つまり今よりも楽に仕事をして、楽に生活ができる。
ぼくの世代が車離れをしていると言われるけれど、それも当然だ。
高級品の車を買う余裕なんかない。
今は能力がある人も非正規雇用で働いている。それもバブル期には考えられなかったことだろう。
消費税率も今より低かったし、本当にバブル期に働いていた人がうらやましい。
日本からは出ていけない。
「日本での生活に不満があって、うだうだ言うんなら海外に出ていけばいい」
というツッコミがあるかも知れない。
もっともだと思う。
でも、残念ながらぼくには今から外国語を習得し、IT関連の知識を身に付けられるほどの優秀さはない。
勉強してみてもいいけれど、収入を得られるほどのスキルになるかは自信がない。
要はそこまで変化に対応する力がないのだ。
あと、城・寺社仏閣やサブカルとかの日本文化が好きだというのもある。
日本文化が味わえるなら、わざわざ苦労して海外に行って、やっきになって金を稼がなくてもいいかなと考えている。
日本にとって厳しい時代が続いているけれど、ぼくはぼくでちょっとずつ貯金できる程度に家計の収支を考えながら、生きていきたいと思う次第。
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