2020/4/8更新
アニメ制作会社「武蔵野アニメ―ション」を舞台に、アニメ制作の喜怒哀楽を描いた「SHIROBAKO」。
観るたびに味がでるスルメのようなアニメだ。
SHIROBAKOは働いている身からすると共感できる場面がめちゃくちゃ多い。
主人公の宮森あおい達をついつい応援してしまう。
そんなSHIROBAKOが2020/2/29から劇場版として公開されている。
コロナウイルスが猛威をふるっているなか、買い占めされて品薄のマスクを装着して観に行ってきた。
早速感想を書いて行く。
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目次
仕事にこだわりをもつのは大事
宮森たちの仕事はアニメ制作。
アニメ制作は原画、演出、美術、音響などのたくさんのクリエイターが関わらないとできない。
普段なんとなく観ているアニメだけれど、制作の裏側を垣間見ると職人魂を感じる。
ちょっとしたシーンでも、ものすごいこだわっていることが描写されている。
おそらくSHIROBAKOを作っているクリエイターも、日々劇中のようにアニメを作成しているのだろう。
本当に感服する。
ぼくも”日々の仕事に対して、もっとこだわりをもたないといけんなぁ”と反省させられる。
もちろんこのブログもそう。むしろ制作という点では、本業よりもブログ運営の方がSHIROBAKOでのクリエイターのこだわりを身近に感じられると言える。
ブログ、頑張らんとなぁ…。
高校のときの仲間と一緒に働けるってうらやましい
宮森は高校のときのアニメーション同好会の仲間と偶然にも社会人になっても、同じアニメを作成できる環境。
宮森たちもそれぞれキャリアを積んでいるだけど、それぞれの特徴を伸ばしている。
いいよねぇ。
学生時代の仲のいい友達と、同じ目標をもちながら同じ仕事をできるって。
もちろん、それぞれが頑張らないとダメなんだけれど、働きながら色んな経験をしながら、乗り越えているのはすごいなと思う。
自分自身の立場に置き換えると、友達と活躍している業界がそれぞれ全然違うからなかなか難しい。
いつかなんかのきっかけで、小さい仕事でも学生時代の友達と仕事ができるといいと思う次第。
SHIROBAKOは仕事で行き詰ったときに観たい映画
SHIROBAKOにはエクスカリバーを持つような英雄や、かめはめ波みたいな必殺技をだすようなヒーローも出てこない。
SHIROBAKOに出てくるのは、無理難題ともいえる仕事上の問題に真剣に向き合っている人たちばかりだ。”身近にいるかも知れない”と思ってしまうくらいに。
でも、宮森くらい可愛くて仕事ができる人なんて会ったことがないから、やっぱり非現実的な人たちか…。
ただ、SHIROBAKOは働いている場面が中心で働いている人なら、なんらかの場面で共感できる場面がある。
問題を解決しようと頑張っている宮森たちを見ていると、”ちょっとしたことでへこたれてなんかいられないな”と励まされる。モチベーションも上がる。
SHIROBAKOはまた行き詰ったときに観返したい映画だった。
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