この壁を乗り越えたら

リストラされたけれど、再就職して年収が少し上がった元ニートのブログ。次の奇跡探しに行こうよ。

10年前と同じ商品を売っている会社で働いていない?リストラされる危険があるかも知れない。

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前の仕事をリストラされて一ヶ月以上経過した。

小遣い程度の収入はあるけれど、有給消化で入ってくる収入はなくなってしまう。

そろそろ転職活動もしないといけない事態になった。

 

転職の情報収集すると、転職エージェントなら、読んでおくように勧められる本があるという話を知った。

その本が「このまま今の会社にいていいのか?と一瞬でも思ったら読む 転職の思考法」。

 

早速購入してみた。

 転職希望者と転職エージェントの対話形式で話が進むから面白くて、読みやすい。

”この知識は、知っておいてよかった!”と思ったことを書いておく。

 

 

仕事とは生まれて消えていくもの

 

仕事には4段階のライフサイクルがある。

①ニッチ…誰かが始めたばかりの状態。替えが効かない

②スター…ニッチの仕事を後追いでやる人が増えている状態

③ルーティンワーク…再現性のある形でシステム化され、代替可能な人が一気に増える

④消滅…人件費が大きいため機械に代替される

 

もし、自分の仕事が①のニッチだったら仕事の「エスカレーター」が上向いていて、③のルーティンワークになっているなら、下向いている。

 

2010年からの5年間はスマホゲームが爆発的に増えた。

この時期にスマホゲームに携わる仕事をしていた人は、それだけで貴重な「技術資産」を手にすることができた。

もし、同業他社で成功体験をしている人がいたら、事業立ち上げのときだけを考えても、欲しい人材だ。

 

反対に衰退している事業は、競合と値下げ合戦を繰り返している。

マーケットが縮小しているとき、負けているのは自社だけではない。強豪も利益をすり減らしている。

この段階になると、マーケットバリューがない人間が、会社にしがみつこうとして、社内では減っていくイスを奪い合う熾烈な争いが繰り広げられる。

だからこそ、伸びている業界に身を置くことが大事。

 

転職で絶対にやってはいけないことは、「10年前と全く同じサービスを、同じ場所で売っている会社」を選ぶこと

今の世の中は、変化が激しい。

なのに、10年前と変わっていないものを。同じ場所で売っているということは、それだけ変化がないということ。

マーケットが成熟している可能性が高い。

会社としてはいい面もあるかも知れないが、新しく働く人間にとっては、最悪。

確実に大体可能な存在にしかなれず、マーケットバリューはない人材になってしまう。

 

まとめ

ぼくが今まで働いていた職場は、まさに「10年前と全く同じサービスを、同じ場所で売っている会社」だった。

会社にしがみつこうとしている人ばかりで、(ぼくもその一人だったのは否定できない)、仕事中になのに雑談ばかりしているような人ばかり。

今思えば仕事のモチベーションも上がりづらい環境だった。

同じ失敗をしないように、成長しているサービスを扱っている会社をよく見極めて、転職活動をする所存。