この壁を乗り越えたら

リストラされたけれど、再就職して年収が少し上がった元ニートのブログ。次の奇跡探しに行こうよ。

部下の育て方に悩んでいたら、部長におすすめの本を貸してもらった

良いことか悪いことかわからないが、ぼく職場で教育担当を任せてもらうことになった。

あんまり相手のことを部下だとは思いたくはないが、ときには叱ったり、教えたりしなくてはいけない。

 

ぼくも人間。指導している相手との相性もあるし、好き嫌いもある。

でも、仕事である以上、相手とは人を選ばず平等に接することが必要だ。

上司にどうやって苦手な指導している人と接すればいいのかを相談してみた。

そうしたら、上司から「オトナ相手の教え方」という本を貸していただいた。

 

仕事をする上でかなり参考になる本だったので、「オトナ相手の教え方」を読んで思ったことを本稿で書いていく。

 

1.相手の理解度を知る。

教え方も相手のレベルによって異なる。

理解度を言葉にしてもらう、文字にしてもらう、行動してもらうことを通して、相手の理解度を把握して、指導していく。

 

2.大人の学習=「獲得」

知識、技術、態度を獲得することが大人の学習

 

3.「あれもこれも詰め込みすぎない」、「持っている情報」を全部伝えない。

相手のキャパシティーを超えてしまうと伝わらない。

 

4.会話が続くか不安でも話す機会を作る。

仕事を振るなどは難しくても、短期的にでも新人と接点をもってもらうことが必要。

話題の例としては…出身地の話、趣味・娯楽、時事問題、週末の出来事、季節(天候、イベント)が良い。

 

5.「悪い言動」を「望ましい言動」に改めるように指導しなくてはいけない。

「良い言動」は「そのまま続けてほしい行動」になる。「悪い言動」だけでなく、相手の「良い言動」も把握する。いつも「悪い言動」ばかり指摘していると相手も嫌になってしまう。

 

6.「この人から教わりたい」「この人に言われるなら仕方ない」と思われる関係性を築くことが必要になる。信頼に足る人物か見ている要素は「共通点」「姿勢」「能力」。

 

7.相手がシャッターを下ろさないようにするためにも、まずはこちらのシャッターを開け放すこと。「いやー、週末に温泉に行ったんだけどさ、混んでて逆に疲れちゃったよ。F君はどこか週末行ったの?」という声掛けが例。

 

8.教わる側とはいえ、「この人には自分に教えるだけの能力があるのか」と教える側を値踏みしている。

 

9.自分の仕事と新人指導の両立をはかるか。この取り組みをしていくなかで、時間管理能力が磨かれている。

 

簡単ではあるが、記載されていることを自分なりにかみ砕いて、本稿でまとめてみた。

今指導している人には、会話をする機会を多く作っている。

意見をお互いに言いやすくなった気がする。

「オトナ相手の教え方」は指導の仕方の幅が広がったという意味で、読んでよかった一冊だ。

 

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