働きながら趣味に没頭し、その趣味で入賞できる人ってどれくらいいるんだろう。
ぼくも、趣味でミニ四駆をやっているけれど、なかなかレースで結果を出すことができていなかった…。
なんとかして、入賞したい。
自分がいいミニ四チューナーだというわかりやすい結果が欲しい!
ミニ四駆を初めてすぐくらいから、ずっとそう思い続けてきた。
そして、9/6のDRIVER(ミニ四駆バー)のコース初日レースでようやく入賞することができた。
半端ない達成感がある。
この達成感は、お金では買えない。
自己満足だと思われようが、構わない。
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ミニ四駆に復帰したばかりのころ、相手がコースアウトする以外勝ち筋はなかったけれど、レースの雰囲気が好きでちょっとだけ顔を出していた。
参加していると、”他の人みたいにミニ四駆を速くしたい””勝ちたい”と思うようになって、アドバイスをもらいながら、速くしていった。
しばらくすると、タイムアタックランキングでTOP10に入るタイムを出すことができて、”ちょっと速くなったかなと”自信をもつことができた。
レースに出たときも、ヒート決勝まで進出することができた。
”意外といけるのかも?”とそのときに思った。
ただ、実際にレースに参加する前にビビるのは変わらなかった。
今回参加したレースも、当日にベアリングのメンテナンスを1時間くらいかけてやったにも関わらず、前回の同じレースの結果を見て”速い人しかいない…。やっぱり行くの止めようかな”と弱気になったけれど、そこは奮起してレースに参加。
参加しなきゃ何も始まらない。
DRIVERに到着すると、タミヤ主催の公式レースのチャンピョンで「今一番速い」と言われる方がいた。
他にもタイムアタックランキングの上位者がずらり。
激戦は必至。
レベルはかなり高いと感じた。
コースアウトをしないことを優先した前日使うつもりだったモーターから、レース開始までの間にさらに速度が出るモーターへ変更。
変わりにブレーキをもっと強くした。
電池は満充電で走っても、完走が可能な状態。
電池をたらすことによる、速度の調整は必要はないようにした。
今回のレースも普段のDRIVERのレースと同じく3ヒート制。
各ヒートの優勝者3人が、優勝者決定戦へ進める。
ヒート決勝と優勝者決定戦は2本先取。
そして、戦いの火蓋が切って落とされた。
【第1ヒート】
初戦 …相手コースアウト
二回戦 …相手コースアウト
ヒート決勝進出!※ここから2本先取
1回目 …自分、相手共にコースアウト
2回目 …相手コースアウト
3回目 …相手コースアウト
というわけで、まさかまさかの優勝者決定戦に進出することに!
同時に3位以上が確定。
相手がコースアウトしてばっかりじゃねーか!と思われそうだけれど、速さでも圧倒的に負けているわけじゃなかった。
ヒート決勝の2回目とかは相手と並走しているときもあったし、店長さんには「結果が出たのは、速いから」と言ってもらえた。
そもそも遅いと、相手も速度を落としてコースアウトしないようにしてくるから、プレッシャーをかけるという意味ではある程度の速度は確保したいところ。
ただ、運がよかったのは事実だと思う。
レース前に他の人に席を譲ったりして、善行をしたのがよかったのかも知れない。
合理的じゃないと思われそうだけど、徳を積むのは大事。
【優勝者決定戦】
1回目…自分コースアウト
2回目…3着
3回目…3着
優勝者決定戦までくると、何回も走らせているので、速度域も上昇してくる。
ちょっと今の実力だと太刀打ちできない感じだった。
今回1位になった方は流石に「今一番速い」と言われているすさまじさ。
マシントラブルがあっても、それを乗り越えて、”タイムアタックやっているんですか??”というような速度で、完走していた。
勝ちへのこだわりの強さも。やっぱりすごかった。
もちろん、速いんだけれどそれ以上に「強い」という印象を受けた。
多分、勝負事は何をやっても強いんじゃないだろうか。
負けるところが簡単には想像できない。
「今一番速い」と言われている方と一緒に走行できただけでも、現段階のぼくにとっては学ぶところがたくさんあった。
次回レースに参加するときに、取り入れられるところはとりいれる。
今回入賞することができて、”今まで”やってきた方向性は大きく間違ってなかったんだ”と確認することができて嬉しい。
ちょっと失礼を承知でいうと、ぼくより速いと思えないYoutuberがレースで入賞しているのをみて焦りだとか、嫉妬だという気持ちはあったから…。
※ただ、Youtuberでもかえちゃんはまじで真剣にやっていて速いと思う。フォースラボとかで速い人に最先端の改造を教えてもらっているんだろうと思う。
目標を達成したので、燃え尽き症候群にならないようにしながら、ミニ四駆を楽しみたいと思う。
ミニ四駆は基本的にいじれば、いじるほど速くなっていくものだと思うので楽しんだ結果、今回以上の結果を出せるようになっていればいいかなと思っている次第。
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