この壁を乗り越えたら

リストラされたけれど、再就職して年収が少し上がった元ニートのブログ。次の奇跡探しに行こうよ。

【超絶望】貸金業務取扱主任者試験は、3ヶ月の勉強で合格する試験ではない。

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2020/11/15(日)晴れ。

新型コロナウイルスは第三波がきつつある状況。

貸金業務取扱主任者試験を受けてきた。

貸金業務取扱主任者試験は金貸しの仕事をしている人にとっては、宅建みたいな資格だと思う。

もっていると箔がつく。そうであって欲しい。

 

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10月はわりとバタバタしていた。

祝日なし、仕事の業務量は多い、会社の指示で資格試験(貸金業務取扱主任者とは別)の課題をこなさなくちゃいけない、ソシャゲのイベントがあった。(我慢するべきだけれど)。

貸金業務取扱主任者試験だけに集中するのは難しく、なんとか「○○時間勉強したら、○○を買う」みたいな感じで、自分へ褒美を設けることでモチベーションを保っていた。

10月から11月くらいは1ヶ月くらい、ぼくにしては無理していた感じで、もう一ヶ月続けるとグロッキーになっていたと思う。

 

試験の話をすると、やはり新型コロナウイルスの影響を受けていた。

受験票には「咳をしていないか」などの当日の体調をチェックする欄があり、検温をしてもらってパスをしないと、試験を受けることができない。

もちろん、マスクの着用は義務付けられている。

※試験官もマスクをしているせいで声が通らず、何を話しているかほとんど聞こえていなかったのはここだけの話。

 

試験の内容については、前半は結構焦ってしまったように思う。

民法くらいから、”あれ、これわかるんじゃないか?”という感覚になってきて、落ち着けた。(解答速報での自己採点では民法の正解率は低かった。恥。)

難易度としては、”どうやっても合格できないというような試験ではない”という印象。

 

自己採点をやってみたところ、合格には1割くらい点数が足りなそうな感じだ。

人並以下の素質しかないぼくが、3ヶ月くらい仕事終わりに少しだけ勉強しただけじゃこんなもんだろう。

試験が終わったときは、”もうエネルギーを使い切った。資格試験はもう受けない”と心に誓ったけれど、悔しいという気持ちが芽生えた。

多分、まだ未練があるんだろう。

 

ぼくは仕事もあるし、一人暮らしで自分で家事をしないと生活できない身だ。

精神的に”合格しないと死ぬ”と思うくらい自分を追い込むことはしないようにしないとけない。

でも、もし不合格だったら来年も貸金業務取扱主任者試験を受けようと思う。

趣味程度で無理のない範囲で勉強できればいいかなと思う。

それで合格できれば、ラッキーだ。

予備校の解答速報が発表されるまでに2日間かかるようなマイナーな国家資格だけれど、数年以内にはとってみたいと思う次第。

 

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【おススメ】サラリーマンの勉強には、ちょっとしたしたご褒美を準備するべき

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なんだかんだサラリーマンになってからも、資格取得のための勉強を続けている。

取得できた資格もあるし、できなかった資格もある。

長時間の勉強はしていないので、難しい資格の取得はできないのが現状だ。

日頃働きながら時間があるときに勉強するのは、なかなかに骨が折れる。

 

記憶力や理解力も大事だけれど、勉強はモチベーションの管理も重要。

一時期は”勉強しても何にもならないんだよぁ…”と思って勉強のモチベーションが上がらなかった。

でも、試行錯誤してちょっとだけ勉強のモチベーションが保てるようになったため、まとめておきたい。

 

目次

 

 

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何もやらないよりもマシ

”勉強しても特に役に立たない”

と思ってしまっていたことがあったけれど、最近は考え方が変わった。

家でだらだらと寝ているなら、勉強をしているほうがマシだ。

資格の勉強はすぐに役立つものではないかも知れない。

でも、働いているとなんとなく資格取得のときの知識が、仕事の役に立っていると感じることがある。

資格取得以外にも自学など仕事の知識を身につける方法はたくさんあるけれど、資格取得も全く仕事の役に立たないということはない。

 

勉強が進んだら自分にご褒美をあげる。

元日本一有名なニートのphaさん(京都大学卒)が著書の「知の整理術」で以下のような記述があった。

 

世の中ので売られているゲームは、飽きずに長く遊んでもらうために、楽しむたの細かい仕組みを制作者が用意してくれている。

たとえば、次のような仕組みだ。

・気持ちのいい効果音で作業に爽快感を与える

・点数や実績メダルで進行度や達成感を表示し、こまめに適度な達成感を与える

・ログインボーナスなどで、毎日続けるような仕組みを作る

・他人と比べることで競争感を煽る

そういった、よくできた仕組みが整備されているせいで、なんとなくゲームを毎日続けてしまうのだ。

だけど、勉強ではそういう仕組みが用意されていない。

だから、「ある程度進んだら自分にご褒美をあげる」とか「やるべきことが終わったらそれを書いたメモをグシャグシャに破り捨てる」など、自分で達成感や爽快感を感じる仕組みを作ってやる必要があるのだ。

 

 

楽しみながら勉強をしている人間が一番強い。

高学歴の人からは「面白くて勉強をしていたら、いい大学に合格した」という話も聞く。

勉強に取り組むうえで、楽しみを取り入れるのを入れるのをぼくも参考にした。

 

勉強をしてたら、ぼくは欲しいものを買うことにした。

phaさんの著書を読んでぼくはある程度の時間、勉強をしたら欲しいものをピックアップして買うことにした。

買っても買わなくても、生活には支障がないものを選んでいる。

あんまり欲しい物を買い過ぎないように要注意が必要だけれど…。

今はソシャゲに課金しているから、ちょっと考えないとなぁ。

 

【学問に王道なし】勉強法は量こそ正義。社会人の平均勉強時間6分はあり得ない。

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東大などの有名大学や、医師などの難関資格に合格する人は、ぼくとは違う人種だ。

理解力、記憶力、自己管理能力…。

努力では手に入らないものを、もともと持っている。

 

ぼくはというと、大学は偏差値50半ば、取得した資格で一番難しかったのは合格率25%くらいの学力。

凡人のぼくにとっては、東大合格や医師免許の取得というのは至難の業だ。

 

ただ、今後も資格取得のための勉強は細々とでも続けていくつもり。

才能的には恵まれていないぼくでも、成績が上がったときがあったので、そのときにしていた勉強法を 振り返ってみる。

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目次 

 

とにかく勉強量を増やす

世の中にはいろんな勉強法があふれているけれど、まずは「勉強法にこだわるよりも、勉強量を増やすこと」が大事。

東大卒YouTuberの「まっすー」も

東京大学に受かる方法なんてありません。努力のみ。小手先のテクニックいりません。努力のみ」

と言っている。

ちなみにまっすーは一日15時間勉強していたらしい。

予備校で教えている勉強法は誰でもやっている。

つまり勉強法で、差をつけるのはできないということ。

勉強量を多くすれば、勉強法も自然と洗練されていく。自分のあった勉強方法を見つけるためにも、勉強時間の確保は必須。

勉強法を工夫しても、限界がある。

日本のサラリーマンの平均勉強時間は、6分という衝撃的な調査結果がある。

いや、日本のサラリーマン、やばいなー。

裏を返すと勉強しておけば、他の人に差をつけやすくなるということ。

ぼくも、勉強しないといかんなと思う次第。

 

取得する資格は、仕事に関係しているものがいい

勉強時間が大事ということを主張したけれど、若干効率的に勉強できる方法がサラリーマンならある。

それは「仕事に関係している資格の勉強をする」ということ。

例えばExcelを良く仕事で使用しているのなら、Microsoft Spacalisit Excelを取得する。

普段の仕事が資格試験の勉強になるし、資格の勉強が仕事の理解を深めることになる。

ただ漫然と業務の勉強をするのは、モチベーションが上がらないこともある。

資格取得というのは、合格か不合格かはっきりしている。

せっかく試験を受けるなら、合格をしたいというのが人の心理としてあるもの。モチベーションも上がる。

仕事に関係する資格試験の勉強は、メリットが多いのでやっていて良かったと思う。

 

成長を実感できるのが勉強のだいご味

冒頭で勉強は、理解力や記憶力に恵まれている人が向いていると書いたけれど、スポーツなどに比べると、勉強はまだ努力に大きく依存していると思う。やればやるだけ自分に返ってくる。

問題集をやって、日に日に上がっていく正解率を確認していくのは、気分がいいもんだ。

「一番いい投資は勉強」

という言葉もある。

勉強して実力が上がれば、出世や転職ができて、収入があがることもある。

辛いと感じることが多い勉強だけれど、やればやっただけ返ってくるし、自分の将来に投資すると考えると、やっておいて損はないかなと思う次第。

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【幸福の科学】大川隆法が長男のYouTuber宏洋に対して、2000万の損害賠償請求の訴えを提起!

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ネットニュースや一部の雑誌で、大川隆法総裁の長男宏洋が「幸福の科学」を脱退したことが話題になっている。

幸福の科学は平たくいうと、「カルト宗教」。

信者からお金を結構稼いでいるとのこと。

宏洋は総裁の長男でありながら、幸福の科学の体制のあり方に疑問を感じて、脱退。

今はYouTube幸福の科学の内部事情を暴露したりしている。

 

宏洋がYouTubeに投稿している動画を観てみたけれど、大川隆法の霊言の裏側とか”これって幸福の科学からしたら、暴露されたらまずいんじゃないか…?”とぼくでも思うような内容だった。

貴重な話だから、面白いんだけれども。

 

”宏洋の動画投稿って幸福の科学からしたらなんとかして止めたいよなぁ…”と思っていたら、案の定というか、幸福の科学から宏洋は2000万円の損害賠償の訴訟を提起されたそうだ。

www.youtube.com

※宏洋のYouTubeチャンネルから引用

 

幸福の科学と宏洋の訴訟について思うところを書いて行く

目次

 

 

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現代の最大規模の親子喧嘩

親子だけれど仲が悪いケースは多いと思う。

ぼくも親とはいろいろあって、感謝している部分もあれば、”なんだよー”と思うところもある。

宏洋は大川隆法の元で育っても、現在言いなりになるような状態にはなっていない。

幸福の科学を批判しているところを見ると、一般的な感覚をもち、客観的な分析ができる聡明な人物だと感じる。

誰も逆らえないような状態にずっといた父親に、普通の感覚をもっている息子…。

相容れないのは想像に難しくない。

カルト教団の総裁の父親と、その父親に疑問を感じ、YouTubeで内部情報を暴露する息子。

世界最強の生物範馬勇次郎とその息子の範馬刃牙の親子喧嘩並みに目が離せない。

漫画「刃牙」の世界。

あんまり他人の家の事情に興味をもつのは無粋だとは思いつつ、気になってしまう…。

 

宏洋が幸福の科学に与えている損害は2000万円…?

宏洋がYouTubeで暴露している内容は「大川隆法の霊言は嘘」だとか、かなり攻めている。

幸福の科学からしたら、話されたくない内容が多く含まれいるだろう…。

YouTubeだけでなく「WILL」という雑誌にも宏洋が取り上げられて、幸福の科学について話している。

雑誌に取り上げられれば、ネットを使わない人にも情報を届けることができる。

ネット、雑誌を含めてかなりの人に情報が届いたんじゃないだろうか。

宏洋の話を聞いた幸福の科学の信者のなかには、脱退を考える人もいるだろうし、これから信者になろうと思う人は少なくなってしまうかも知れない。

幸福の科学自体の経営にも影響を与える可能性は高い。

もともと、先細りをしている組織だそうだけれども”幸福の科学自体が無くなったら、損害は2000万じゃ済まないよなぁ…”と思う次第。

なお、宏洋は「訴訟してくることは予想していて、準備はしていた」という趣旨の発言をしている。 

 

幸福の科学と宏洋の裁判は、創価学会の「板まんだら事件」を思い出す

宗教関連の判例はいろいろあるけれど、どこまで裁判所が判断できるかという点で重要な判例の「板まんだら事件」というものがある。

簡単に経緯を説明すると以下の通り。

 

創価学会が本尊の「板まんだら」を安置するための「正本堂」を建立するために寄付を募る

・寄付した創価学会員Xが「板まんだらはニセモノだ!」と主張し、寄付金の返還請求する

・裁判所は「法律上の争訟」ではないとして、判断をせず。

 

「板まんだら」が本物がどうか、教義上の意味なんかの判断は法律を使ってはできないからね…。

法律を使って解決できないことは裁判所にはどうしようもない。 

 

幸福の科学と宏洋の裁判の訴状をぼくは確認できていないけれど、もしも争点が「大川隆法の霊言の真偽」になるなら、裁判所がどのような判断をするのか興味深い。

「法律で解決できない」と判断するのか、はたまた「大川隆法の霊言は嘘だ」と宏洋が証明するのか、裁判の行方を見守りたいと思う。

 

最後に

父親との長男の関係がこじれた結果の訴訟、宗教関連の訴訟ということで今回の訴訟はもっと話題になってもおかしくないと感じる。

そして、宏洋のYouTubeからは「これ以上、幸福の科学の被害者を増やさないようにしたい」という意思を感じる。

ぼくは宏洋を応援している。

「裁判は消耗する」という話を聞くけれど、宏洋にとっていい結果になることを願っている。

 

 

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資格スクール講師が教える暗記のすごいコツ。勉強の基本は暗記!

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日本人の社会人の平均勉強時間は6分らしい。

うそ、日本人の勉強時間少なすぎ?

平均勉強時間が少ないのが、日本の国際競争力が落ちてしまっている一因でもあるんじゃないだろうか?

 

ぼくも資格を実際にとるかどうかは別として、”せめて勉強する習慣はもっておくようにしよう”と心に決めた。

少しでも、勉強すれば他人と差をつけることが、できんじゃなかろうか。

学生時代には、人並に勉強をしていたけれど、勉強方法の工夫は常にしておきたいと思っている。

 

勉強をする上で、やはり暗記が基本。

暗記に関する本を探してみたところ、資格スクールの講師をしていた碓井孝介氏が暗記のコツに関して「図説でわかる 暗記のすごいコツ」という本を書いていた。

”これは効果がありそう!”と思った勉強方法をまとめておく

 

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文章は「大枠」を見て「細部」を読む

 次のうち覚えやすいのは、どちらだろうか?

①桃太郎が来ていたのは「陣羽織」

 桃太郎が最初に出会った家来は「犬」

②アテナが所有していた盾は「アイギス

 アテナが飛ばしたのは「フクロウ」

 

覚えやすいのは「①」のはず。

アテナより桃太郎の方が物語をあらすじ、つまりは「大枠」を知っているから。

大枠を知っていると、細かい知識まで覚えやすい。

まずは大枠をおさええて、細かい知識を大枠に結び付けるのコツ。

 

大枠を抑えるために活用できるものは以下の通り

・見出し

・太字

・目次

・年表

・重要事項まとめ

 

「主語+述語」に注目する方法

文章の覚え方のコツも紹介されている。

例えば「日米修好通商条約」についての文。

日米修好通商条約は、日本に関税自主権がなく、一方でアメリカ側には外国人が在留国で本国領事の裁判を受ける領事裁判権があり、さらにはアメリカに有利な片務的最恵国が認められていたため、不平等条約と呼ばれる」

 

…情報量が多過ぎぃ!

情報量が多い場合は骨組みから考えると、覚えやすいらしい。

この日米修好通商条約の文章の場合は、骨組みは「主語+述語」で「日米修好通商条約不平等条約」。

まずはこの骨組みから覚える。

その他の「関税自主権がない」とか「アメリカは領事裁判権あり」とかの、サブ情報は骨組みを覚えてからの方が、覚えやすくなる。

 

「即反復」で記憶をその場で強化する

絞ること、繰り返すこと、いずれも成し遂げることができたら、暗記はできる。

繰り返すためのコツは復習。

復習とは、忘れる前に触れ直すことで記憶を強化し、頭に定着させる作業。

記憶は知識に触れる回数が多い方が、強化される。

知識に触れてから一日後、一週間後、一か月後の他に、その場で反復するするとさらに記憶が強化される。

 

感想

暗記のテクニックが「図説でわかる 暗記のすごいコツ」には、他にも多数掲載されている。

試してみようと思うと、勉強のやる気も上がるっていうもの。

ただ、暗記のテクニック云々というよりも勉強で成績を上げるのに大事なのは、勉強時間の確保だと思う。

東大に入学している人はやはり一日10時間以上の勉強を平気でやっている。

勉強のテクニックも大事だとは重々承知だけれど、まずは勉強時間の確保をすることが大事。

 

 

 

 

 

行政法の勉強は、運転免許証でもできる。「期限」と「条件」の違いとは?

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行政法の勉強をしていると、民法と比べて身近ではないと感じる。

民法はコンビニでの売り買いひとつとっても、売買契約が成立している。

でも、行政法はそもそも「行政法」という名前の法律が存在しない。

行政に関する法律の総称が「行政法」で、そのカバーしている領域は「ごみ収集からロケット発射まで」と言われている。

 

”なんか行政法を身近に感じられるものが、ないかな…?”と調べていたらみつけた。

運転免許証。教習所に通って取得するあの免許証である。

行政法で出てくる用語の定義を覚えるのには、ちょうどいいので、まとめておきたいと思う。

 

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「平成30年12月30日まで有効」と記載されているのは、行政法学上「期限」

期限っていうと、締め切りとか納期みたいなイメージをぼくはもっていたけれど、行政法学上は、意味が違ってくる。

将来絶対に起こることが間違いない場合は、「期限」となる。

逆に将来起こるかどうかわからない場合は「条件」。

運転免許証に「平成30年12月30日まで有効」と書かれていることについて考えてみると、平成30年12月30日は確実にやってくる。そして、運転免許証の有効期限が切れるのも、確実。

よって、運転免許証に「平成30年12月30日まで有効」と記載されているのは、行政法学上「期限」

 

「免許の条件等」のところにある「眼鏡等」の記載は、行政法学上「負担」

ぼくも視力が悪いので、「免許の条件等」のところに「眼鏡等」と記載がある。

でも、これは行政法学上の「条件」ではない…。

「条件等」ってはっきりと書かれているのに、めっちゃややこしい。

行政法学上の負担とは行政行為(車の運転の許可とか)をした相手に、特別な義務を命じること。

運転免許証の交付にあたって、眼鏡の着用という特別な義務を命じることは、「負担」に当たる。

 

運転免許証の「取消し」は行政法学上の「撤回」

ぼくは今のところ、幸いなことにゴールド免許。

でも、なかには交通違反をしてしまって、運転免許証がはく奪されてしまう人もいるだろう。

ただ、交通違反による運転免許のはく奪は、行政法学上の「取消し」ではない。厳密に言うと、行政法学上の「撤回」にあたる。

 

・取消…行政行為(運転の許可とか)の当初から、不備があった場合は、取消になる。なお、最初から効果がなかったとみなされる。例としては、生活保護の不正受給をして、生活保護費を返還しなくちゃいけないケースとかがわかりやすいかも知れない。

・撤回…成立に問題のない行政行為について、後から起こった事情で、効力を継続させることが適当でない場合に、将来に向かって、効力を失わせること。

 

運転免許証のはく奪は、まさにこの撤回に該当する。

 

 

まとめてみたけれど、法律用語の定義ってややこしい…。

”法律家が自分の利権を守るために、わざと勉強させづらくしていんじゃないか”と勘ぐってしまうレベル。

できるだけ簡単に記事を書こうとしたけれど、大変だった…。

運転免許証を見るときに、「期限」だとか「負担」を意識して見てみたいと思う次第。

 

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第12回日本城郭検定3級を受検してみた。手応えのほどは…。

2018.6.10は第12回日本城郭検定の試験日。

ぼくは今回3級を受検してみた。

履歴書には書けないけれど、趣味を追求したい人に向けた面白い検定ってたくさんあって、日本城郭検定もそのひとつ。

名前の通り、城好きの、城好きによる、城好きのための検定試験。

城好きな芸人、ロンドンブーツの淳が受検したことがある。

 

台風が接近しているなか12時過ぎに受検会場入り。

男女比率は男:女=8:2くらい。

定年退職して城が好きな人が受検者には、多かった印象。

白髪交じりの人がちらほら。

 

城郭検定3級の難易度は、気楽に受けると痛い目に遭うレベル。

ぼくは恥ずかしながら前回不合格だった…。

城好きな人たちばかり受けるので、ほとんど城の知識がない人が少し勉強したくらいじゃ合格点に届かない。

英語検定漢字検定秘書検定の3級にぼくは合格しているけれど、3級では城郭検定が一番難しく感じた。

 

前回の不合格で失敗したと思った勉強方法は、過去問を中心に勉強してしまったこと…。

公式問題集は悪くはないんだけれど、この一冊だと問題が100題しか載っていなかった…。

日本城郭検定は1時間で100題の問題を解くので、収録されている問題がちょっと少ない。

今回の試験だと、収録されている過去問と同じ問題が出題されたけれど、それも一部。

公式問題集の使い方としては「現在の自分の実力を知るため&演習をやって問題に慣れるため」が正解のように思う。

 

前回の反省を活かして、今回使ったのは「よくわかる日本の城 日本城郭検定公式参考書」。

 

この参考書を読み込んだ。

参考書と名前がついているけれど、かなり内容も濃い。

城に関する本はたくさん出版されているけれど、基本的な知識はこれ一冊あれば十分かなと。

堀、石垣、虎口などを含んだ設備の紹介や、各時代、各地方でどのような城が流行していたかなども詳細に書かれている。

 ぼくと同じように城に興味がある人なら、読んでいるだけで楽しいはず。

 

今回日本城郭検定を受けて感じたのは、勉強することも大事だけれど、普段からどれくらい城に関心をもっていれば解ける問題が多いということ。

以下のような問題

徳川家康の居城として知られるある城では、2017年天守台の発掘調査を実施している。一般の人も参加できる発掘体験イベントもあることから話題にとなった城はどれか

浜松城

岡崎城

江戸城

駿府城

正解は駿府城

普段からアンテナ高くしていないとわからないよね…。

他にも大河ドラマを観ていたから、解けた問題もあったから、やっぱり城に関心をもつことが合格の近道の検定試験だという印象。

 

四国地方の戦国武将について知識を深めるために、これを機に長宗我部元親を扱っている「夏草の賊」でも読んでみようと考えている。

 

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散歩をした試験会場近くの「名主の滝公園」の薬医門。

日本城郭検定の勉強すると、出題範囲なので、薬医門についても詳しくなれる…。