2018.6.10は第12回日本城郭検定の試験日。
ぼくは今回3級を受検してみた。
履歴書には書けないけれど、趣味を追求したい人に向けた面白い検定ってたくさんあって、日本城郭検定もそのひとつ。
名前の通り、城好きの、城好きによる、城好きのための検定試験。
城好きな芸人、ロンドンブーツの淳が受検したことがある。
台風が接近しているなか12時過ぎに受検会場入り。
男女比率は男:女=8:2くらい。
定年退職して城が好きな人が受検者には、多かった印象。
白髪交じりの人がちらほら。
城郭検定3級の難易度は、気楽に受けると痛い目に遭うレベル。
ぼくは恥ずかしながら前回不合格だった…。
城好きな人たちばかり受けるので、ほとんど城の知識がない人が少し勉強したくらいじゃ合格点に届かない。
英語検定、漢字検定、秘書検定の3級にぼくは合格しているけれど、3級では城郭検定が一番難しく感じた。
前回の不合格で失敗したと思った勉強方法は、過去問を中心に勉強してしまったこと…。
公式問題集は悪くはないんだけれど、この一冊だと問題が100題しか載っていなかった…。
日本城郭検定は1時間で100題の問題を解くので、収録されている問題がちょっと少ない。
今回の試験だと、収録されている過去問と同じ問題が出題されたけれど、それも一部。
公式問題集の使い方としては「現在の自分の実力を知るため&演習をやって問題に慣れるため」が正解のように思う。
前回の反省を活かして、今回使ったのは「よくわかる日本の城 日本城郭検定公式参考書」。
この参考書を読み込んだ。
参考書と名前がついているけれど、かなり内容も濃い。
城に関する本はたくさん出版されているけれど、基本的な知識はこれ一冊あれば十分かなと。
堀、石垣、虎口などを含んだ設備の紹介や、各時代、各地方でどのような城が流行していたかなども詳細に書かれている。
ぼくと同じように城に興味がある人なら、読んでいるだけで楽しいはず。
今回日本城郭検定を受けて感じたのは、勉強することも大事だけれど、普段からどれくらい城に関心をもっていれば解ける問題が多いということ。
以下のような問題
「徳川家康の居城として知られるある城では、2017年天守台の発掘調査を実施している。一般の人も参加できる発掘体験イベントもあることから話題にとなった城はどれか
①浜松城
②岡崎城
③江戸城
④駿府城」
正解は駿府城。
普段からアンテナ高くしていないとわからないよね…。
他にも大河ドラマを観ていたから、解けた問題もあったから、やっぱり城に関心をもつことが合格の近道の検定試験だという印象。
四国地方の戦国武将について知識を深めるために、これを機に長宗我部元親を扱っている「夏草の賊」でも読んでみようと考えている。
散歩をした試験会場近くの「名主の滝公園」の薬医門。
日本城郭検定の勉強すると、出題範囲なので、薬医門についても詳しくなれる…。