日本人の社会人の平均勉強時間は6分らしい。
うそ、日本人の勉強時間少なすぎ?
平均勉強時間が少ないのが、日本の国際競争力が落ちてしまっている一因でもあるんじゃないだろうか?
ぼくも資格を実際にとるかどうかは別として、”せめて勉強する習慣はもっておくようにしよう”と心に決めた。
少しでも、勉強すれば他人と差をつけることが、できんじゃなかろうか。
学生時代には、人並に勉強をしていたけれど、勉強方法の工夫は常にしておきたいと思っている。
勉強をする上で、やはり暗記が基本。
暗記に関する本を探してみたところ、資格スクールの講師をしていた碓井孝介氏が暗記のコツに関して「図説でわかる 暗記のすごいコツ」という本を書いていた。
”これは効果がありそう!”と思った勉強方法をまとめておく
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文章は「大枠」を見て「細部」を読む
次のうち覚えやすいのは、どちらだろうか?
①桃太郎が来ていたのは「陣羽織」
桃太郎が最初に出会った家来は「犬」
②アテナが所有していた盾は「アイギス」
アテナが飛ばしたのは「フクロウ」
覚えやすいのは「①」のはず。
アテナより桃太郎の方が物語をあらすじ、つまりは「大枠」を知っているから。
大枠を知っていると、細かい知識まで覚えやすい。
まずは大枠をおさええて、細かい知識を大枠に結び付けるのコツ。
大枠を抑えるために活用できるものは以下の通り
・見出し
・太字
・目次
・年表
・重要事項まとめ
「主語+述語」に注目する方法
文章の覚え方のコツも紹介されている。
例えば「日米修好通商条約」についての文。
「日米修好通商条約は、日本に関税自主権がなく、一方でアメリカ側には外国人が在留国で本国領事の裁判を受ける領事裁判権があり、さらにはアメリカに有利な片務的最恵国が認められていたため、不平等条約と呼ばれる」
…情報量が多過ぎぃ!
情報量が多い場合は骨組みから考えると、覚えやすいらしい。
この日米修好通商条約の文章の場合は、骨組みは「主語+述語」で「日米修好通商条約は不平等条約」。
まずはこの骨組みから覚える。
その他の「関税自主権がない」とか「アメリカは領事裁判権あり」とかの、サブ情報は骨組みを覚えてからの方が、覚えやすくなる。
「即反復」で記憶をその場で強化する
絞ること、繰り返すこと、いずれも成し遂げることができたら、暗記はできる。
繰り返すためのコツは復習。
復習とは、忘れる前に触れ直すことで記憶を強化し、頭に定着させる作業。
記憶は知識に触れる回数が多い方が、強化される。
知識に触れてから一日後、一週間後、一か月後の他に、その場で反復するするとさらに記憶が強化される。
感想
暗記のテクニックが「図説でわかる 暗記のすごいコツ」には、他にも多数掲載されている。
試してみようと思うと、勉強のやる気も上がるっていうもの。
ただ、暗記のテクニック云々というよりも勉強で成績を上げるのに大事なのは、勉強時間の確保だと思う。
東大に入学している人はやはり一日10時間以上の勉強を平気でやっている。
勉強のテクニックも大事だとは重々承知だけれど、まずは勉強時間の確保をすることが大事。