2023/5/8に新型コロナウイルスの感染法での扱いが「5類」に変更になった。
インフルエンザと同じ扱い。診療費が自己負担になる点などが変わった点である。
街を歩いていても、マスクをつけていない人も散見される。
ぼく個人的にもマスクをつけていない人を見ても
”マスクつけてない、怖いな”
という思いが弱くなった。
職場でも、休憩室のパーテーションが無くなったのは、目でわかる変化だ。
5類に変更されたといっても、生活が劇的に変化したわけではない。
2020年に新型コロナウイルスが猛威を振るったときは、未知のウイルスとして不気味さがあった。
感染したらただではすまないぞ、みたいな。
ただ、2020年から3年経過して、ぼくの周りでも新型コロナウイルスに感染した人が多い。
ぼく自身も2022年12月に新型コロナウイルス陽性になった。
体調だけで考えると、ダルさは長引いたものの、ワクチンを打ったときの方が悪かった。陽性になると出勤停止になるので、その点は困ったけれど。
多くの人が新型コロナウイルスに感染して、「思っていたよりも重症化しない」ということがわかってきたのだと思う。
新型コロナウイルスの感染法での扱いが「5類」に変更になったのも、納得できる。
もともと、2022年後半ごろには、行動が規制されているという実感はなかった。
飲食店は時短営業でなくなったからアルコールが好きな人はガンガン飲みに行っていたし、アニメとかのイベントがあっても、新型コロナウイルスの影響で入場制限があるのではなく、混雑緩和のために入場制限があるという印象を受けていた。
マスクをつけるのも、店に入るときに置かれている非接触型の体温計を使うのも、別にぼくは抵抗はない。
つまりぼくは行動規制で不自由を感じることはほとんどなかったのだ。
むしろ体調を崩しにくくなっているので、健康になっている気がしていた。
行動規制が弱くなって良かったこととして、ゴールデンウィークにサッカー観戦に行ったときに大歓声のなかで試合が行われていた。
声を出してもいい方が盛り上がるし、応援していて楽しい。
やっぱりスポーツ観戦は現地で雰囲気を楽しみながら、見るのがいい。
逆に行動規制が弱くなって、悪くなった点もある。
それは「飲みを断る理由がひとつ減ったこと」。
職場の上司からの誘いは今までも断っていなかったけれど、なおさら断りずらくなった。
アルコールをあまり飲まないぼくにとっては、正直苦痛である。
金曜日以外の平日にあると、さらに苦痛になる。
しかし、仲のいい人と飲みに行きやすくなったのは、嬉しい。
断ったり、断られることもあるけれど、仲のいい人と遊びに行ったり飲みに行くのは
”仕事をやっていてよかった”
と思う瞬間のひとつなのだ。