ラブライブシリーズの最新作のラブライブ!スーパースター!!が、2021年夏アニメとして放送されている。
主人公の澁谷かのんは、私立結ヶ丘女子高等学校の音楽科の入試に失敗。
自分の希望とは違う普通科に通うことになった。
かのんは、歌が好きで、周りの友人もその実力を認めている。
が、人前だと緊張してしまうため歌うことができないという致命的な欠点がある。
高校受験のときも、試験官を前にして、歌うことができず不合格になった。
「歌えたら苦労しないっつーの」
と第一話の冒頭でも自宅でゴロゴロしながら言い放つ。
ひとことで表すと、やさぐれている。
ぼくも高校受験を失敗している人間だ。
ぼくは学力が足りずに、残念ながら高校受験に失敗したけれど、かのんのやさぐれる気持ちには共感できる。
高校受験失敗した立場から、思うことをまとめておく。
目次
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自分の実力を認めてくれる人がいることは、幸運なこと
かのんは人前でなければ、抜群の歌唱力を発揮する。
同じ高校に通い、スクールアイドルを目指すタンクゥクゥに歌を口ずさんでいたところを聴かれて
「コエノスバラシイヒトー!」
とスクールアイドルになるように熱烈な勧誘を受ける。
”いい場面だなー”とかのんが勧誘を受ける場面を見て思った。
ぼくの場合は、クゥクゥみたいに実力を認めてくれる人もいなかった。そして、実力もなかった。
だから、実力があり、認めてくれる人がいるかのんはうらやましい。
やさぐれていても、復活できるはず。
失敗ばかりが人生
”高校受験に失敗していなかったら、もうちょいマシな人生だったかも知れない”
高校受験の失敗から、10年以上経過しているけれど、未だにそんなことを思う。
”自分はどうしようもない人間だ”
と自己嫌悪に陥ったことも良く覚えている。
でも、高校受験に失敗している人間は世の中にたくさんいる。
記事を書いている今(2020/7)は東京オリンピックが開催されている。
オリンピックに出場する選手でも、負けたことがない選手はいない。
ひょっとしたら、夜眠れなくなるような負けを経験しているかも知れない。
それでも、オリンピックの舞台に立っているのは、あきらめずに立ち直ったからだろう。
失敗してもしなくても、時間は待ってくれない。
だったら、なにかやるしかない。
かのんの場合は、クゥクゥにスクールアイドルを勧められて 、やさぐれていた状態から立ち直ることができた。
かのんには自分の好きな歌をあきらめずに、スクールアイドルを頑張って欲しい。
高校受験失敗という挫折なんかに負けることなく。
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