ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbowでは、たくさんの曲が流れている。
その数7曲!
みんな良い曲だったけれど、ぼくが一番印象に残ったのは「キセキヒカル」。
ラブライブ!サンシャイン!!2期の特装限定版についてCDに収録されている曲。
映画で初めてお披露目された曲ではないけれど、めちゃいい曲だった。
ラブライブ!サンシャイン!!の曲の歌詞は、畑亜貴さんが全部書いている。
カワイイ歌詞、カッコいい歌詞、気合が入る歌詞…。
よくもまあ、こんなに幅広い歌詞を書けるもんだなと感服させられる。
「キセキヒカル」も畑亜貴さんの作詞。
ぼくは曲を聴くときに「自分の体験に重ね合わせて曲を聴く」。
多分ぼくの他にも、「自分の体験に重ね合わせて曲を聴く」人がいる人はずだ。
「キセキヒカル」はぼくの体験してきた思い出を、呼び起こして感情をゆさぶってくれる曲だった。
「いつの間に来たね こんな遠いところまで」という冒頭から始まる歌詞。
Aquasのラブライブ優勝(全国大会優勝)までの苦労や努力には、敵わないけれど、ぼくも自分なりに苦労したり、努力して、いまの状況があるわけで…。
”たくさん失敗したり、成功したり…。悔しがったり、喜んだりしたなぁ”と思い出が蘇ってくる。
人それぞれ頑張っているから、Aquasがその頑張りを認めてくれているようにも思える。
続く「何もなかったから何かつかみたい想いが ああ 道を作ってくれたのかな」という歌詞もお気に入り。
ぼくは千葉県の田舎出身。
都会出身のμ'sよりも、自然が豊かな内浦の出身のAquasの方が感情移入しやすい。
こういう言い方は、よくないけれど、田舎って何もないんだよね…。
都会とかと違って、最先端の流行っていうのは触れずらい。
あと、何もなかったっていうのは出身地だけじゃなくて、千歌ちゃんたちAquasもそうなんだと感じた。
特に千歌ちゃんなんて、めっちゃ「普通」って言われていたからね、
特別じゃない女の子が、がむしゃらに夢をかなえようとした結果が、ラブライブ優勝を為したげたAquasを作り上げたんじゃないのかな、と。
そして、極め付きに「投げ出したい時こそ 大きく変わる時さ そこにきっとチャンスがあるから あったから」って部分で涙腺が刺激された。
”そりゃ無理難題だろ!”っていうような困難を、乗り越えてきたAquasの頑張りとを思い起こすと、ついね…。
ぼくも仕事とか日常生活でフラストレーションが、逃げ出したくなることが多い。
でも、投げ出したくなったときはこの歌詞を思い出して、「今目の前にある状況に向き合うことで成長できる」というふうに前向きに考えたい所存。
キセキヒカルはAquasの頑張りを振り返りながら、自分自身の頑張りも思い出させてくれる…。
ぼくにとっては、そんな一曲。