もっとメディアで取り上げて欲しいのだけれど、日本には卓球のプロリーグがある。
もちろん、ぼくは今まで何回か観に行ったことがある。
卓球は個人競技。
ぼくの場合、サッカーだとチームを応援するけれど、卓球の場合は選手を応援する。
つまり好きな選手が所属するチームが、応援するチームになったりもするし、相手のチームでも好きな選手がいればその選手を応援したりする。
スポーツ観戦していても、あんまり味わったことがない不思議な感覚だ。
ただ、Jリーグと違ってあまり地元のチームを応援するという心理にはならないのかも知れない。
ぼくが現に応援しているのは、金沢ポート。
住んでいる場所からは新幹線を使っていく地域のチームだ。
世代的なものもあるだろうけれど、ぼくは松平健太選手をTリーグで一番応援している。
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ぼくが部活で卓球をやっていたのは10年以上前。
2024年の今よりもプレースピードが遅かった。
今は強靭なフットワークからの豪快なドライブを打ち込む。より攻撃の重要性が増しているように思う。※個人の感想です。
松平選手の特徴のひとつは繊細なタッチ。ちょっと流行のプレースタイルではないのかも知れない。
でも、繊細タッチを活かしたブロックで相手の豪快なドライブをいなすのは、華がある。
テクニックの幅がある選手のプレーは見ていて楽しい。
ここからは実際にTリーグを観に行ったときの感想を書いていこうと思う。
観に行ったのは2024/2/4の金沢ポート 対 TT彩たま の試合(記事にするのが遅くなって反省)
率直に書くと、金沢ポートとTT彩たまは最下位争いとしていて、負けられない戦いだった。
松平選手も英田選手のカットを攻略し、攻撃もブロックでいなして、勝利。
最後のヴィクトリーマッチまでもつれこんだけれど、日本代表の田中選手がチームを背負っている覚悟を感じさせる卓球で勝利。
最後までどっちが勝つかわからない試合展開で見ごたえがあったし、金沢ポートが勝つところが見えてよかった。
ただ、残念なことがあって…。
ぼくが見た試合も含めて観客が1,000人に満たない。多分500人くらいじゃなかろうか。
サッカーのJ1の試合だと平均観客数が15,000人を超える。
世界卓球、オリンピックでも継続してメダルを獲得しているし、日本の卓球のレベルは高い。
もっと盛り上がるように演出にこだわって欲しいかなと。
素人考えだけれど、プロレスみたいな高い声での選手紹介だとか、グルメだとか、照明を工夫するとか…。
あとは、試合会場が試合ごとに違うから、各チームの拠点が欲しいかな。
試合会場の確認をする手間が減るのは地味にありがたい。
いろいろ偉そうなこと書いてしまったけれど、ぼくは金沢ポート、Tリーグ、日本卓球界の発展を願っている。
卓球は魅力的なスポーツだ。
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