どうも、ゲームは1日1時間なんて生活には耐えられない北条はじめです。
2020/3/18に香川県で「ネット・ゲーム依存症対策条例」が可決、成立した。
2020/4/1から施行される。
「ネット・ゲーム依存症対策条例」の要点は以下の通り
①青少年をゲーム依存症から守り、広く依存症を認知してもらう
②18歳未満の子どもは、ゲーム利用時間は平日60分、休日90分まで
③スマホは中学生以下が午後9時まで、それ以外は午後10時まで
④上記の②、③を目安として、家庭内でのルール作りを促す
⑤罰則規定はなし
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個人的には”こんな条例が成立する都道府県があるんだ…”という意見。
子どもに過干渉な親かよ…。
「子どもは外で遊びなさい!」とか口うるさく言いそう。
ネット・ゲーム依存症対策条例では意見公募手続(パブリックコメント)も行われていた(行政手続法39条1項参照)。
12日の会見で約2600件の意見が集まり、2200以上が賛成、300以上が反対だと発表された。賛成の割合は約8割。
意見公募手続の結果を見ると、ネット・ゲーム依存症対策条例が可決しても仕方ないかも知れない。
でも、Twitterなどの意見を見ているとネット・ゲーム依存症対策条例には反対意見の方が圧倒的に多かった。
※ぼくはゲーマー寄りの人間なので、反対意見を見るのは多くなるだろうけれど、それにしても多かった。
ぼくの身の周りだけで多数決をとったら、ネット・ゲーム依存症対策条例は否決されている。
香川県議会が子どもがゲームをする時間を1時間とする条例を作った。我が家もかつてゲーム好きの息子に1時間までと約束させたことがある。基本は家庭で決めることだ。香川県議会は3年前税金で海外旅行して殆ど遊んでいた過去をお持ちだ。子どもたちより前に自らを律するほうが先決ではなかったか。
— 鳩山由紀夫 (@hatoyamayukio) 2020年3月19日
あの鳩山由紀夫元総理大臣も、香川県議会のあり方を指摘している。
今は職業としてプロゲーマーもある。
格闘ゲームでは、ウメハラやときどが日本人として世界で活躍している。
ときどは1日に8時間ゲームをしながら、東大に合格。
「格闘ゲームで学んだことを勉強にも活かせた」という趣旨の発言もしている。
ネット・ゲーム依存症対策条例を可決したことで、香川県からプロゲーマーは生まれなくなった。
まだまだ一般的にはあまり知られていないプロゲーマーだけれど、将来的にプロスポーツ選手のように扱われるかも知れない。
香川県がネット・ゲーム依存症対策条例を可決したことは、全く時代の流れが見えていない。
そもそもゲームよりも前に、なぜパチンコを規制しない?
ギャンブル依存症を引き起こす原因で、パチンコが原因で生活が崩壊してしまっている人だっているじゃないか。
空気だって悪くて健康に良くない。
利権か?
パチンコチェーンストア協会のアドバイザーに民主党の政治家がたくさんいるから、規制できないのか?
確かにゲームのやり過ぎはよくないという意見は、わからなくもない。
でも、1時間という時間の根拠もよくわからない。
やりすぎがよくないのは何事も一緒だ。
香川県で可決されたネット・ゲーム依存症対策条例が、他の地方自治体に広がらないことを一人のゲーマーとして願っている。
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