この壁を乗り越えたら

リストラされたけれど、再就職して年収が少し上がった元ニートのブログ。次の奇跡探しに行こうよ。

会社で資格試験の受検を強制された。合格するしかない。嫌でも。

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会社から、とある資格を取得するように指示があった。

先輩から300ページくらいのテキストを渡され、「勉強しといてね。あ、過去問あるから使っていいよ」と言われる。

もちろん、勤務時間中に勉強時間がもらえるわけなく、自宅で勉強することになった。

当然、自宅で勉強してもその時間の分の給料が支給されることはない。

理不尽である。

 

理不尽といえば、試験に落ちて資格取得ができなかった場合、社内での評価はしっかりと落ちる点だ。

「なんで落ちるんだ!」

と怒られることはないと思うが、

(こいつはアホなんだな。大事な仕事は任せられない)

と思われる可能性が高い。

つまり一回の試験でしっかりと合格する必要がある。

今回受ける試験は、みんなが口を揃えて難しくないと言う。

けれど、ぼくは自頭が良くないという自覚がある。

簡単だと言われる試験でも、泥臭く勉強しないと合格できない。

実際に最初に過去問を解いたときは76点しかとれなかった。

(なお、隣の席の先輩は98点を取っている。「簡単だから80点をとらないと合格はできないんじゃないか」との談)

 

ソシャゲの時間を削って勉強することにした。

試験は10月なんだけれど、ぼくがやっているソシャゲは9月、10月は〇周年が多くてイベントがもりだくさんだ。

シャニマスもやりたい。

それから、9月にリリースされたばかりの「かのぱず」もやりたい。

とかく勉強するのにあたり、誘惑が多いのだ。

 

勉強するのに集中できないので、苦肉の策としてぼくはトイレでテキストを読むことにした。

スマホを持ち込まなければ、部屋で勉強するよりも勉強に集中できる。

20ページ読むまではトイレから出ないと決めて、テキストを読み進めることにした。

 

ソシャゲを我慢して勉強した結果、最初は76点しかとれなかった過去問も、2回目に過去問を解いたら84点、本番では94点を取ることができた。

なお点数はわかるが、合否はまだわからない。

でも、94点なので多分不合格にはならないだろう。

なかなか94点はとることができないので、簡単な試験だと言えど、嬉しい。

 

偶然だけれど、試験を受けた日の夜に「白い砂のアクアトープ」という水族館を舞台にしたアニメを見ていたら、宮沢風花が先輩の飼育員に

「期限までにペンギンの名前を全部覚えなさい」

という指示を出され、懸命に覚えた結果、無事にテストに合格するという場面があった。

風花はノートに10匹以上いるペンギン一匹一匹の写真を貼ったり、終業後や自宅に帰ってからも覚えるための時間を作っていた。

(ここまでやる必要はないんじゃあないのか)

と思ったけれど、本来仕事に対する姿勢っていうのは、風花みたいにできないことがあれば、一生懸命覚えようとしなければいけない。

ぼくも試験を受けなくちゃいけないと文句ばかり言っているのではなく、試験以外でももっと業務知識をつけるように頑張ろうかなと思わされた。

 

少なくとも安月給である以上「試験でいい点数だったから、自分へのご褒美」とか言っている場合ではない。

地道に頑張るしかないんだろうなー。