同じエレベーターに乗ったOLが「お金以外に働く理由を教えて欲しい」と言っていた。
お金以外の働く理由ねぇ…。
そんなもんない。
働いていれば集団に帰属している安心感、承認欲求が満たされるとかはあるかも知れない。
でも、自分の貴重な時間を差し出して、我慢を強いられながらお金をもらうだけの価値があるかは甚だ疑問。
ただ、働かないとお金が無くなって、生活ができなくなってしまう。
男女平等が騒がれる世の中だけれども、未だに家庭に入るのは女性の方が多い。
ぼくは男だから、残念ながら定年まで働かなくてはいけない。
定年まで30年以上働き続けないといけないと考えると、軽くめまいを覚える。
広告
今転職活動をしていて、”「給料」って二の次だな”と思う。
流石に無賃労働は勘弁だけれど、生活できるだけの給料がもらえればそれでいい。
労働基準法に違反するレベルで時間外労働をしている友人もいる。収入もいい。頑張っている友人には敬意をもっている。
でも、ぼくは時間外労働で消耗するだけの仕事に対する意欲は今のところない。
副業が解禁される流れになっているんだから、さっさと仕事を終わらせて、家に帰って副業をやりたい。
誰かから指示を受けて金を稼ぐよりも、自分の責任と判断で試行錯誤する方が楽しい。
本業もバリバリと仕事できるのがいいんだろうけれど、やりがいだとか高収入だとかはぼくは求めていない。
管理職になって収入が上がったこともあるけれど、”なんか違うなー”という思いがどうしてもつきまとった。
基本的には管理職になると、時間の拘束も長くなるし、気を使わなくてはいけないところが増えるから神経も使って疲れる。
「出世したくない」という人が増えているという話も聞くけれど、気持ちがわかる部分もある。
ぼくの母親に「出世なんかしたくない」と話したところ、出世したくないという気持ちが全くわからないみたいだった。
世代による違いだろうか…。
やりたい仕事っていうのももう特にない。
もうすでにやりたい仕事っていうのを経験してしまった。好きなことでも毎日やっていると飽きてくる。もう満足。
やりたい仕事よりも、できるだけ貢献できる場所で働きたい。
強いて欲を言うなら、雇用形態は正社員の方がいい。
終身雇用が保てなくなるという話は出ているけれど、まだまだ世間で「しっかりしている」という評価を正社員の方がしてもらいやすいように感じる。
正社員でもリストラされた立場だから、”なおこと簡単に解雇がしづらい正社員の方が、精神的にも安心して働ける”と感じる。
以上のことを考えると、ぼくの転職活動におけるスタンスは以下の通り
・給料は生活できるくらいもらえればいい
・勤務時間は短いところがいい
・副業がしやすいところがいい
・やりたい仕事よりも貢献できるところがいい
・雇用形態は正社員希望
スタンスがはっきりすれば、志望する会社の軸も決まってくる。
できるだけ希望に近いところに、就職できるといいなぁと思う次第。
広告