Amazonがボイスブックサービスの「Audible」に力を入れている。ボイスブックの市場を獲ろうと考えているんだろう。
今ボイスブックサービスの「Audible」がプライム会員と同じように、一ヶ月間無料で、試すことができる。
「Amazon.co.jp: 本は、聴こう。ボイスブックのサービスAudible(オーディブル)で新たな読書体験: 本
正直なところ、”ボイスブックサービス…。つまり朗読かあ。あんまり馴染みがないんだよなあ”と抵抗があったんだけれども、人気ライトノベルを人気声優が朗読しているということを知って、今回Audibleを利用してみることにした。
ラインナップを見てみると、「このライトノベルがすごい! 」の単行本・ライトノベル部門で2018・2019年版で1位を獲得した「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません」もAudibleで配信されている。
朗読しているのは「とある魔術の禁書目録」のインデックスを演じている声優の井口裕香さん。
他にも「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」などもAudibleで配信されている。
無料で試せるのは一冊だけだけれど、試さないともったいないレベル。
さて、実際にAudibleで井上裕香さんが朗読する「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません」を聴いてみた感想をまとめておく。
声優の圧倒的な力量を感じられる。
声優って普段は、アニメとかドラマの台詞、歌、ラジオで声を聴くことがほとんどで、なかなか朗読で声優の演技を聴くことはないと思う。
声優さんの朗読、いいっすねー!
国語で、カセットテープを使って朗読を聞いたことがあるけれど、国語の授業で聴いた朗読よりも、声優の朗読の方が断然よかった。
※”カセットテープを流すだけの授業って国語教師の手抜きじゃないか…?”と思ったけれど、話が長くなりそうなので、割愛…。
声優が地の文を読むときの間の取り方の上手さとか、台詞を読むときの演技は、”Audibleには倍速で聴ける機能があるけれど、使うのがもったいない”と感じるくらいのレベル。
両手がふさがっていても、Audibleは聴くことができる
今回Audibleを洗濯物を干しながら聴いてみた。
洗濯ってぼくにとっては、生産性のない活動だから、”洗濯物を干している時間は無駄だなあ”と常々思っていた。
Audibleを使えば、洗濯物を干していても、本から情報をインプットできる=生産的な時間にできる。
「本を読みたいけれど、なかなか時間がない!」という方にとっては、Audibleは力強い味方だと思う。
実際に本を読むのとは、やはり勝手は違う
Audibleは一冊聴き終わるのに、時間がかかる。
「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません」では最初から最後まで聴くと約9時間かかる。
実物の本だったら、自分のペースで読むことができるけれど、朗読を聴いている以上、どうしても、ペースは朗読している人のペースになる。
ちょっと今まで本を読んでいた代わりとしてAudibleを使う、ということは現段階では難しい印象。
まとめ
Audibleは実際に本を読む代わりには使えない。
でも、声優のライトノベルの朗読、非生産的な時間を生産的な時間にできるという点では魅力的なサービス。
一ヶ月間無料で体験できるのは、めちゃくちゃお得。