4月になって、桜が見ごろを迎えている。
ぼくは今、会社で働いていないので、丁度いい時期に桜の花を見に行くことができる。
自由って素晴らしい。
毎年都内の桜を見にいっているけれど、今年は北陸地方に行くことにした。
ぼくは城を見るのも好きなので、桜を見る場所は高岡城と金沢城に決定。
高岡城は城跡が、公園になっていて、桜を見ることができる。
金沢城は厳密に言えば、隣日本三大庭園のひとつの兼六園の方が桜の名所として有名。
でも、金沢城にも桜はあるだろうと予想して行ってみた。
もちろん、兼六園にも足を運んだ。
まずは高岡城から。
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高岡城の水堀に並んだ桜は見ごたえ抜群
高岡城には水堀が残っている。
”池かよ!”とツッコミをしたくなるくらいの、規模の水堀。
高岡城の水堀の規模だと、船を使わないと攻めることは、できなかったと思う。
さて、肝心の桜の方。
まだ、満開ではなかった。
ちょっと残念だけど、全く桜が咲いていない時期に行くよりもよかった!
実は写真を撮ったときは晴れているけれど、高岡城に行った日は「水に弱いから気を付けてね」と注意書きがあったリュックがずぶ濡れになるくらいの大雪…。
そんな状況でも、桜が咲いていて、ありがたい。
金沢城は、石垣の保存状態がいい
金沢城に行って、最初に目に入ってきたのは、石垣。
金沢城は戦国時代の石垣が、周囲を囲むような状態で、残っている。
石の積み方も、自然のままの石をそのまま積んだ物、加工した石を積んだ物とかあって、興味深かった。
なかなかここまでいろんな技法を使っている石垣が残っている城は、珍しいように思う。
桜はそんな石垣の上にも植えられている。
天気も良くて、桜の花もいい感じに咲いている。
はるばる北陸地方まで来てよかったとしみじみ思う。
金沢城は兼六園にもつながっている。
日本三大庭園の兼六園。
加賀藩主だった前田家が、力を入れて庭園を造ったというだけあって、ぼくが「美しい」というのもおこがましいくらい見事。
自然を生かした庭園で、日本人の心を感じる。
桜の見ごろの時期ということもあって、兼六園には人がめっちゃいた。
チケット売り場の女性も、英語ペラペラだったから、国内外からたくさん観光しに来るんだろう。
人が映らないように写真をとるのも、一苦労。
個人的には、日本庭園って静かな状態で楽しみたい。
ゆっくり観光したいなら、あえて桜が咲いていない時期を狙って、兼六園に行くのも検討してみてもいいかも知れない。
まとめ
「金沢城と高岡城、桜を見るならどっちがいいの?」と聞かれたら、ぼくは答えに困る。
甲乙つけがたい。
もう好みだと思う。
ただ、個人的な好みを言うなら、高岡城に一票を入れたい。
やっぱり広大な水堀に、桜が咲いているのは、綺麗だった。
今回もいい旅をすることができた。
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