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ぼくは3/8(金)にリストラの対象になることを、上長から告げられた。
勤務先を解雇されたことになる。
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【ニート爆誕】勤務先をクビになってみた - この壁を乗り越えたら
リストラという通り、ぼくの勤務先の経営状態はかなり悪かった。
正直なところ大量解雇を行って規模縮小をしても、経営を立て直せるかは、微妙なところらしい。
そんな経営状況だったので、「リストラされることは察知できなかったの?」と聞かれれば、「もちろんリストラの可能性は十分考えていたよ」と答えることができる。
実際に解雇された立場、こうなる雰囲気を感じていた立場から、リストラを断行することになる会社の特徴を、まとめておく。
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【昇給がない・ボーナスが出ない】
昇給がないのとボーナスが出ないのは、わかりやすい経営悪化の象徴だと思う。
会社に金が無いから、従業員の給料も上げられないし、ボーナスも出せない。
従業員の給料も上げられない、ボーナスも出ない会社にいて、気付いたこととしては、従業員のモチベーションが低く、責任感がないということ。
頑張っても給料が変らないとなると、手を抜きたくなる気持ちは、ぼくでもわかる。
でも、もともと経営状態が悪いなかで、従業員が手を抜いたら、ますます経営状態の悪化が加速する。
結局昇給がない・ボーナスが出ないところから、従業員のモチベーションが下がり、経営状態が回復するための有効な手段が出てこなかったのが、規模縮小につながったと思う。
【管理者が管理者らしくない】
ぼくの勤務していた会社にも、もちろん管理者はいた。
でも、全く管理者としての機能はしていなかった…。
・経営状態が悪いなかで、部下が30万円近くの損害を会社に与えても、何も注意しない。もちろん何も対策はとらない。
・休みを適当に管理者もとるし、部下にもとらせるから、会社の電話は鳴りっぱなし。
・部下が経営改善に関する提案を管理者にしても、実行しない。また実行するだけの力量がない。
管理者が経営状態を回復させるだけの施策を考えるだけの力量があるとも思えないけれど、きちっと管理をしてくれないおかげで部下としては、混乱することが少なくない会社だったと思う。
【取引先を雑に扱う】
ぼくの働いていた会社には、1年間ごとの契約で取引をする相手がいた。
ちなみに、報酬は1ヶ月ごとの支払。
ただ、半年くらいで状況が変わって、その取引が必要なくなってしまった。
そこで、ぼくの働いていた職場は何をやったかというと…。
一ヵ月分の報酬をケチるために、事情を全く話さずに、仕事を急がせて、無理やり契約を切った。
…ぼくの同僚にも、「経営状態が悪いとしても、やり方が酷い」と怒っていた人がいた。当然だと思う。
この一連の騒動を見ていて、ぼくは上層部が”人に対する思いやりはない”ということを実感。
残念ながら、従業員に対して、簡単に解雇するだろうということも想定の範囲内だった。
【取引先が不祥事を起こす】
上記の取引先とは別の会社だけれど、不祥事を出してしまった会社があった。
不運なことにぼくの働いていた会社は、売上の大部分をその不祥事を起こしてしまった会社に頼っていた…。
もともと経営状態が悪かったところに、その会社の不祥事がとどめを刺して、事業縮小をせざるを得なくなった形。
これは不運だったけれど、もともとトラブルにも備えられるくらいには、経営的に体力があることが大事だなということを学んだ。
【まとめ】
・昇給がない
・ボーナスが出ない
・管理者が管理者らしくない
・取引先を雑に扱う
・取引先が不祥事を起こす
上記は経営状態の悪化で解雇されたぼくの視点からみた、リストラが行われる会社の特徴。
また別の人のケースだと、リストラされる会社の特徴は変わってくるはず。
ただ、一点言えるのは、勤務先の経営状態の悪化を肌で感じるようになったら、何があってもいいように準備を早急にしておいた方がいい。
働いている職場の経営状態が安定していることに越したことはないけれど。