この壁を乗り越えたら

リストラされたけれど、再就職して年収が少し上がった元ニートのブログ。次の奇跡探しに行こうよ。

2016年ミニ四駆に復帰した30歳が本気でTZシャーシを改造してみる

f:id:fussa2jp:20180325233108j:plain

 2018.5.16更新

職場の同僚がフルカウルミニ四駆を使っていて、ぼくのなかの子供の心が騒ぎだしたので、TZシャーシをいじってみた

子どものころに比べてどれくらい、速くできるのかの挑戦でもある。

 

広告

 

 

まずTZシャーシのスイッチを入れると…。

うるさい。

ARシャーシなどの最新シャーシと比べると不良品かと思うくらい異音がする。

人によっては、「ミニ四駆の駆動音は速さに関係ない。物理学的に考えろ」と言う人もいるが、速い人のマシンで異音をしているマシンはみたことがない。

というわけでまずは駆動からいじってみることに。

f:id:fussa2jp:20180325233119j:plain

カウンターギヤにARシャーシなどに付属される低摩擦プラベアリングをいれる。

ボールベアリングよりも、低摩擦プラベアリングの方がスムーズに回る気がする。

そして、低摩擦プラベアリングから、小ワッシャーを2枚いれる。

試してみた結果、これでカウンターギヤの位置が適正になり、効率よく回るようになる。

 

f:id:fussa2jp:20180325233211j:plain

TZシャーシの異音の原因のひとつはキット付属の軸受の性能がよくないから。

奥までホイールを差し込んでも、シャーシとホイールの間に隙間が できているので、それが原因でホイールが動いてしまい、力が上手く伝わらない。

これを改善するのは簡単。

620ベアリングを使えばいい。

最新シャーシに使っても効果あるけれど、特にTZシャーシでは「こんなに違うの?」というくらい音が変わって効果がある。

 

 

 

プロペラシャフトとTZシャーシが接触する部分は量を多めにグリスを多くつけるのも大事。

ここはかなり激しく削れてしまう。

削れてしまった箇所に隙間をつくらないようにする目的なのが一点。

またシャーシの保護の目的もある。

グリスを塗らずに慣らし運転をしてしまったけれど、プロペラシャフトとTZシャーシが接触する部分は粉だらけになってしまった。

この反省から、薄く塗るのではなく、多めに塗るのがTZシャーシだといいのではないかと気付いた。

 

f:id:fussa2jp:20180326000548j:plain

そして、駆動をいじり終わった結果。

小学生のころと比べるためにあえて当時使っていたモーターと性能的に近いアトミックチューンモーター2で速度計測。

27Km!

確か小学生のころは20km出てなかったはず。

かなり速くなっている!

というより、ぼくのARシャーシより速いまである。

 

TZシャーシは現代ミニ四駆で必須のブレーキが付けずらいという問題点もある。

最新シャーシに比べるとネジ穴が少なすぎる…。

キット付属のリアステーは、強度があまりないけれど、FRPのプレートで補強するし、軽いという利点もあるので、十分に使用耐えられると判断。

このリアステーを拡張して、ブレーキをつける。

ただ、ビスが外れやすいからボンドを使う。

 

f:id:fussa2jp:20180325233150j:plain

シャーシに接触する部分にも

 

f:id:fussa2jp:20180325233159j:plain

FRPのプレートを装着したところにも塗って、外れないように。

このFRPプレートはネジ穴が多いので、ブレーキを付けることができる。

 

f:id:fussa2jp:20180325233255j:plain

ブレーキをつけた裏面の完成図はこんな感じ。

もちろん、ブレーキの下はコースを傷つけないように皿ビスを使っている。

 

f:id:fussa2jp:20180325233230j:plain

表はこんな感じ。

 

実際に走らせないと、わからない部分もあるけれど、改造をしっかりすれば、思っていたよりも速いし、安定するのではないかと思った。

時速に関してはARと互角だし。

スーパーXシャーシとかも結構走ってくれそう。

 

実際に走らせてみると、同僚のARシャーシのミニ四駆よりも1秒くらい速かった。

搭載しているモーターはスプリントダッシュモーター。

同僚のARシャーシのミニ四駆はパワーダッシュモーター。

いや、なんかすんません…。

 

 

広告